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ドーパミンとてんかんとの付き合い方

てんかんは、突然全身に激しいひきつけ運動を繰り返し起こす大発作と呼ばれる代表的な症状がありますが、そのほかにも、突然の意識障害やぼーっとするなど、症状は多岐にわたります。
発作が起こる原因は、脳のある部分で突然起こる、電気的なスパークで、脳の部位が本来支配している神経に関係のある症状を起こし、ドーパミンをうまく作ることができません。
スポークの起こる原因は、生まれつきの脳の障害や、頭部のけがなどがあり、中年以降になると、脳梗塞や脳出血の後遺症なども原因となります。

てんかんを治療する上で、患者の薬歴は非常に重要となります。
これまでほかの病院で治療を受けていた人が、別の病院を初めて受診するときには、それまでどのような薬を服用してきたのかを知ることで、難治てんかんかどうかがわかります。
また、てんかんの発作は、必ずしもすべてを止めなければいけないというわけではありません。

若年ミオクロニーてんかんなどは、朝起きた時にピクピクとけいれんだけと軽度な症状の場合、脳波の異常がでていても日常生活に対する支障はほとんどないので、薬は服用しないという選択肢もあります。
もちろん、睡眠不足などによって大発作を起こすリスクもありますから、薬を服用するという選択もあります。
このように患者によっててんかんとの付き合い方は異なりますから、自分自信で選択することが大事です。

てんかんの種類によって差がありますが、8割くらいは薬で発作を抑えることができ、薬では治まらない発作の場合は、手術によって7割くらいは発作が消失したり、減少させることができます。
てんかんだからと事故やけがの可能性があるため、やりたいことをやれないという日常生活にさまざまな制限があります。
しかし不安をおそれて家族や周囲の人が警戒してしまい、職業を選択する自由を制限されてしまうということもあります。
ただ、正しい知識と理解があれば、怖がる必要はありません。